水彩色鉛筆イラストメイキング~水彩色鉛筆・コピック・パステル~

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【オリジナルイラスト『赤い瞳の少女』のメイキング】

水彩色鉛筆で書いたオリジナルイラストのメイキングです。

こちらのイラストになります。

img032

水彩色鉛筆だけでなくパステルやコピックなどの他の画材も使用しているのですが、主に水彩色鉛筆を使って描きました。

どなたかの参考になればさいわいです。

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【使用した画材 ・道具】

使用した画材・道具はこちら。

画材・道具一覧

◎水彩色鉛筆(FABER-CASTELL 60色)

⇒今回メインで使う画材。

◎コピック(Pale Fruit Pink【色番号:E000】、Skin White【色番号:E00】)
⇒肌の色に使用。

◎ミリペン(コピックマルチライナー)【セピア、0.1mm】
⇒下書きした後のペン入れに使用。

◎パステル(100円均一)

◎フィキサチーフ
⇒絵画用の定着液。色鉛筆やパステルなど粉状の画材で描いたものに吹き付けてコーティングし、かすれるのを防ぐ。

◎シャープペンシル(HB)
⇒下書き用。

◎プラスチック消しゴム
⇒シャープペンシルで書いた下書きを消すのに使用。
⇒水彩色鉛筆の塗り間違えも、ドライ(水を含ませていない状態)ならある程度は消して訂正できます。

◎綿棒(普通の綿棒と、赤ちゃん用の細い綿棒)
⇒パステルの色を乗せたりぼかしたりするときに使います。細かいところは赤ちゃん綿棒で、広範囲のところは普通の綿棒でぼかしました。

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【使用した紙】

◎絵手紙(ポストカード)用の水彩紙

DSC_0236

用紙は、絵手紙用の水彩紙を使いました。

水張りなどはせずにそのまま使用しました。

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【下書き&ペン入れ】

まずはシャープペンで水彩紙に下書きをしてゆきます。

普通は下書きをちゃんと完成させてからペン入れに入るのでしょうが、私は下書きが完成する前にペン入れを始めてしまいます。

下書き&ペン入れ

下書きが決定した部分からペン入れをしてゆきます。

上の写真の段階では、まだ大まかなデザインしか決まってません。

描きながら考えて完成させてゆきます。

なぜ下書きが未完成の状態でペン入れを始めるのかというと、ペン入れが好きすぎて下書きの完成まで待てないという理由からです。

描かれている植物は図鑑を見ながら描いてゆきます。

今回は夏の植物を描きました。

私は植物を描くのが好きなので、どの花を使おうかなぁ、と図鑑をぺらぺらめくって植物を見比べてゆくのも楽しい作業です。

ペン入れ完成。

DSC_0198

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【肌~コピック~】

ペン入れが完成したので続いて色塗りです。

まずは肌を塗ってゆきます。

使用したのはコピック

DSC_0234

水彩色鉛筆メイキングとしておきながらいきなりコピックですみません。

カラーですが、地肌の薄い色にPale Fruit Pink(色番号:E000)、陰になる部分にSkin White(色番号:E00)を使用しました。

塗り方は、まず肌の部分全体に薄いPale Fruit Pinkをさっと塗り、その上からSkin Whiteで影をつけました。

コピック

(※写真を撮るのを忘れていて、花を水彩色鉛筆で塗ったあとに気付いて撮影した写真です。)

肌はこれで完了でなく、最後のほうで水彩色鉛筆でさらに陰影をつけていきます。

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【葉~水彩色鉛筆・筆~】

続いて、水彩色鉛筆で植物を塗ってゆきます。

水彩色鉛筆で着色するときは、まず薄い色や明るい色を塗ってから濃い色や暗い色を塗るようにします。

薄めの黄緑色で葉全体をできるだけむらにならないようにまんべんなく薄く塗ります。

DSC_0201

このままでは油性色鉛筆で塗った状態と変わらないので、水彩っぽくなるように水で溶かしてゆきます。

今回は筆を使いました

小筆に水を含ませ、筆先をタオルに軽くたたいて余剰な水分をとります。

キャンバスがはがきサイズと小さいので、少しの湿りでもじゅうぶんに色をのばすことができます。たっぷりの水だと塗りたい部分から水分がはみ出て、水とともに色まで他の部分に流れ出てしまう危険性があります。

水彩色鉛筆(ドライ)で黄緑色に塗った葉の部分を、水を含んだ筆先でなぞってゆきます。

水分で溶かして伸ばしてゆく(ぼかしてゆく)イメージです。

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だいたい乾いたら、少し濃い緑色で葉脈をなぞってゆきます。

カラッカラに乾かしたあとに重ねて塗るよりも、あらかた乾いたくらいのほうが葉脈の濃い緑が下地の黄緑色になじんで自然な色あいになるような気がします。

DSC_0204

地の黄緑と葉脈の緑をもっとなじませたい場合は、水分を含ませた綿棒などで上から軽く叩くとよいです。

続いて、左下のガーベラを塗りました。

私は図鑑で「形」は参考にしますが、色はけっこう適当だったりします(絵の雰囲気で変えたりします)。でもこの図鑑のガーベラはとっても色あいがきれいだったのでマネて描いてみようと思いました。

DSC_0205

水彩色鉛筆は水彩絵の具のように水に溶いて混色もできるので、あらかたの色は作れてしまいます。

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 【髪①~水彩色鉛筆・筆~】

続いて髪の毛です。

水彩色鉛筆(ドライ)の黄土色をべた塗り。

DSC_0217

そして水を含んだ筆で色をのばしてゆきます。

(葉を塗るときと一緒です。)

少し塗る範囲が広めですが、髪の毛の流れどおりに筆を動かすとむらになっても不自然じゃないです。

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【花~水彩色鉛筆・綿棒~】

左上の花(あやめの一種)を水彩色鉛筆の紫で着色しました。

花弁の外側が濃い紫、内側を薄い紫にしました。

この部分は範囲がとっても小さいので、筆は使わずに、水を含んだ綿棒で叩いて色を溶かしてゆきます。

濃い紫と薄い紫の境目をぼかすように意識しながらトントンと叩いてゆきます。

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筆を濡らしたときと同様に、綿棒も水を含み過ぎないようにタオルやティッシュで余剰な水分を取るとよいです。
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【髪②~水彩色鉛筆~】

全体にだいたい色がつきました。

続いて、黄土色一色の色の髪の毛に、赤と緑を入れてゆきます。

髪と髪が重なる部分や、陰になる部分に赤や緑の色を入れてゆくと、のっぺりとした印象から奥行きがうまれます。

また髪は範囲が広くて第2の背景のような感じなので、色を増やすとイラスト全体が華やかになります。

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【瞳・ふちどりと影~水彩色鉛筆~】

瞳の色を塗っていきます。

赤紫にしてみました。

このままでは瞳の印象が強く瞳が浮いて見えてしまうので、瞳と同じ赤紫色で絵全体の縁取りや影を描いてゆきます。

瞳と同じ色がキャンバス全体にゆきわたることで絵全体に統一感が出ます。

DSC_0223

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【背景~パステル・綿棒】

最後に背景をパステルで塗ってゆきます。

乾いた綿棒にパステルをこすり付けて、叩くように着色してゆきます。

背景全体を塗りつぶさずに、あえてムラになるように塗りました。

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【着色完成】

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絵が完成しました。

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【仕上げ~フィキサチーフ】

仕上げにフィキサチーフを絵に吹き付けて完成です。

フィキサチーフは絵画用の定着液です。

パステルや色鉛筆などの粉状の画材を使ったイラストをコーティングするのに使います。

画面より40センチほど離して、全体に薄く均一に吹き付けてゆきます。

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以上でメイキングを終わります。

ちなみに冒頭の完成イラストは、スキャナでとりこんだものです。

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左がカメラで撮った画像、右がスキャナでとりこんだ画像です。

見え方がけっこう違いますね。
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